SS600_①

K-max Racing、ホームとなる日本戦も厳しい戦いに

2017年、FIMアジアロードレース選手権(ARRC)は、シリーズ唯一の日本戦となる鈴鹿サーキットで第3戦を迎えることなった。今シーズンからARRCスーパースポーツ600クラスに参戦を開始した、K-max Racingにとってはまさにホームでの戦い。ARRCの第2戦からひと月半ほどの期間もあり、この鈴鹿戦に向けて、準備を進めてきた。

K-max Racingは、チーム代表兼監督の芳賀健輔と、世界選手権43勝を誇り、このアジアロード選手権シリーズへの参戦も今年で3年目を迎える芳賀紀行の兄弟によるチーム。使用するマシンはYAMAHA YZF-R6(ダンロップタイヤ使用)、ゼッケンナンバーは「41」である。

ARRCはアジア5ヵ国を転戦し全6イベント12戦で争われるシリーズだが、1イベントで2レースを行なうスケジュールとなっている。この第3戦では62日(金)に練習走行が3セッション、63日(土)に予選と決勝レース1、そして4日(日)にレース2となる。

走行初日の1日(金)の練習走行、ベストタイムでは214秒あたりで走行し、なかなかセッションごとの順位では振るわなかったものの、チームは着実にセットアップを続けていき、2日に行なわれた予選セッションでは、212685のタイムで、5番グリッド を獲得。

そして迎えた決勝レース1、3日午後36分のスタートとなる。芳賀の乗るYZF-R6は、好スタートを決め、1コーナーへの飛び込みで2番手までポジションを上げ、さらに前を捉えて、いったんはトップに出たものの、その後はズルズルと後退してしまい、最終 的には7位でフィニッシュとなった。

4日のレース2も同じ午後36分にスタート。2列目センターからスタートとなった芳賀の41号車は、レース1同様に好スタートを決め、1コーナー進入で3番手まで順位を上げるが、ここまで。レース1同様にズルズルと後退していき、レース2決勝は、12位でゴー ルとなった。今シーズン全6戦で行なわれるARRCだが、この第3戦鈴鹿を終え、これで前半戦は終了。芳賀のポイントランキングは12番手、チームランキング9番手となった。残る3戦での奮闘に期待したい。

また、この鈴鹿では、芳賀紀行の長男である芳賀瑛大(はがあきと)もARRCAP250クラスにヤマハR-25でスポット参戦を果たした。瑛大がちょうど夏休みに入ったこともあって、健輔・紀行の2名が経験を積ませるべきだという考えの下での参戦となった。

現在、瑛大はイタリア国内戦を現在ヤマハR3で戦っている。彼にとっては昨年のスズキ・アジアン・チャレンジ以来の鈴鹿戦となった。2回目の練習走行セッションでは転倒などもあったが、走り出しの練習走行セッションでは240385だったベストタイム も、走行を重ねるごとに確実にタイムを削っていき、予選では23499229番グリッド)、決勝レース1で27位、レース2では25位という結果で、2レースを終えている。

ARRC次戦はインドネシアにあるセントゥール・サーキットで812日(土)~13日(日)に開催される。
AP250_①K-max①

Ken
芳賀健輔 | チーム代表兼監督
「今回は地元でのレースということで、チーム初参戦となった開幕戦・第2戦から足りなかったものの準備をし、エンジンその他のリフレッシュもしたうえでレースに挑みました。その成果という部分では出たのですが、残念ながらレースの結果に は繋げられませんでした。マシンのセッティングの問題なのか、モノの問題なのか、はっきりとはしていないのですが、もっともっとツメてやっていくべきものなのだと実感しています。今回は、将来のあるライダーということで、紀行と一緒に瑛大も 参戦しました。キャリアを積まなければ、速くも強くも成れない、ということで、経験をさせたくて今回K-maxから出場させました。初めてのバイクで、久しぶりの鈴鹿(フルコースでの走行はほぼ初体験)でしたが、毎回毎回走るたびにタイムアップをし ていきました。転倒もありましたが、ケガもなかったですし、上出来です。この経験を着実に身に着けていってもらいたいと思います。まだ、決まってはいないのですが、次戦のインドネシアでも、できれば走らせたいと思ってます。皆さん紀行とと もに瑛大にも、引き続き応援よろしくお願いします」
Nori
芳賀紀行 | ライダー
「走り出しから悪くなかったのでセッティングもそれほど変更することなく、セットアップをしていきました。予選セッションでは、きっちりウィークベストまで持っていけました。ただ、違うセッティングを試したレース1では完全に外してしまっ ていて、タイヤの選択ミスもあって、終わってしまいました。 レース2では少しセッティングを戻して挑んだのですが、リアタイヤがうまく機能せず、ペースが上げられないまま、何もできないレースとなってしまいました。残念な結果ですが、しっかり鈴鹿を走ったことで、R6のキャラもしっかりとつかむことがで き、理解としては進んでいるので、次戦以降もしっかりやっていきます」
SS600⑤
SS600④
SS600③SS600②
SS600_①AP250④
AP250③
AP250②
AP250①
AP250⑥
AP250⑤
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